いびきの治療法には下記の3つがあります
⇒口蓋垂(のどちんこ)・扁桃腺を切除する方法
⇒CPAP(シーパップ:鼻に装着したマスクから空気を送りこむ事である一定の圧力を気道にかける方法)を使用した治療法
⇒スリープスプリントで気道を確保する方法(歯科的治療法)
当院ではいびき治療に関してスリープスプリントの作成をおすすめしています。
スリープスプリントは、下あごを前方に移動させ、舌根沈下による閉塞を軽くするように工夫されたマウスピースです。このマウスピースを使用することで、、気道(空気の通り道)が広がり、睡眠中のいびきや無呼吸がなくなります。
スリープスプリントができあがるまで
1日目:検査
スリープスプリント作成前の検査を行います。
- 問診
- 口腔内検査
- X線検査
- 顎機能検査・呼吸法検査(中川式)
- 口腔内、咬合印象採得(歯型、咬み合わせの型をとります)
2日目:仮装着
スリープスプリントを仮装着し、実際に口腔内にて調整いたします。また、その日から口腔内に装着し経過を見ていきます。
3日目:完成
スリープスプリントの完成です。
経過が良好の場合は強度を強く加工します。また強度を強くする際には60分くらいかかります。
※経過不良の場合は再度、口腔内にて調整いたします。
スリープスプリントは、FDA(米国食品・医薬品局)でも、2006年5月19日付で医学的根拠ならびに機能性・安全性が評価され日本初の治療装置として認可されました。 |